『自由恋愛』は完全無料をうたう出会い系風サイトの一つです。出会い系風となるのは、出会い系サイトとして条件の一つである届出を行っていないからです。
届出を行わなければ出会い系サイトとはみなされず、違法行為になる可能性があります。届出を出した場合は、届出を出したことを記載するのが一般的です。あくまで出会系風のサイトであるだけでなく、運営会社が様々なダミーサイトを作ることで有名な株式会社レインボーであるのもポイントです。
複数の会社名を使い分けながら、有料サイトに誘導する悪質な業者として知られていて、『自由恋愛』も中身がないサイトになっているのです。
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出会いがあるのは雰囲気だけで中身がない
自由恋愛の特徴は完全無料をうたいながら、実際にはサイトの中身自体がないことです。ログインをしようにもログインバナーすらなく、出会系サイトとして最低限必要な届出も行っていません。
インターネットで異性を紹介する業務を行う事業者は都道府県の公安委員会に届出をする義務があります。届出をしないということは何らかの問題を抱えている可能性が高く、出会い系業者としての要素を満たしていないことです。
実際に紹介業務を行なった場合は問題になるため、紹介したくても紹介出来ない状態になっています。そのため、あくまで雰囲気だけの出会い系風サイトになっているのです。
そもそもログインができない仕組みになっている
自由恋愛はそもそもログイン自体ができないようになっています。サイトTOPにある男性入り口と女性入り口は登録用のバナーであり、ログインページへの入り口ではないからです。
一度登録してアクセスしても、再度登録用のページに飛ぶだけになります。フリーメールアドレスで登録できるなど自由さはありますが、実際には登録してもログインすらできず、そもそも誰が登録しているかもわからないのです。
無料登録で有料サイトに同時登録される
自由恋愛は無料の出会い系サイトで、スポンサーからの広告収入で運営されているということになっています。しかし、実際は登録時に同時に有料サイトに登録される仕組みになっていて、ログインできるのは有料出逢い系サイトだけという構図になっているのです。
自由恋愛からの自動返信メールでログイン用URLにアクセスすると、有料サイトのページに飛ばされることがあります。有料サイトはプロフ写真の閲覧で100円以上、メッセージの確認に200円以上のサイトが中心になるため、まず登録しない方がプラスになります。
運営会社そのものが悪質な業者として知られている
自由恋愛を運営する株式会社レインボーは、悪質な事業者として知られています。自由恋愛と同様の作りのダミーサイトを数多く作っていて、無料と書いてあっても有料サイトに登録されるなど意図的な部分が透けて見えるからです。
会社住所は転々としていますが、そのほとんどが住所を貸し出すだけで、実態はバーチャルオフィスです。提携サイトが同じ住所で登録されていた時期もあり、実際には有料サイトも無料サイトも株式会社レインボーが作っているものなのです。
運営業者が悪質であることは有名
自由恋愛を運営する株式会社レインボーは、様々なダミーサイトを立ち上げ運営しています。その多くが自由恋愛のような実態のない出会い系風サイトであり、自由恋愛と同じく届出自体も行っていないものになります。
無料のサイトは登録と同時に有料サイトに誘導する仕組みになっていて、有料サイトは真っ当な出逢い系サイトよりも料金が高額になっています。
利用するメリットが全くないのが特徴なのです。
提携サイトも含めて住所が同じだった時期も
自由恋愛に登録することで自動登録される提携サイトは、一見別の企業が運営しているように見えます。
しかし、住所は同じで、株式会社レインボーの住所も同一だった時期があります。該当住所はヴァーチャルオフィスのために住所を貸すビルなどがあるため、企業としての実態が見えなくなっているのです。
頻繁に住所が変わるのもポイントで、怪しさが増す結果になっています。
利用規約なども他のサイトの使いまわし
自由恋愛でポイントになるのが、そもそも出会い系サイトではないことを利用規約で宣言していることです。情報の正確さやサービスのマッチングを担保しないことが書かれているのです。
また、利用規約自体が他のダミーサイトのものを使いまわしている形になり、共通点がわかりやすいのも特徴になっています。ほとんど同じ文章が続く場合が多く、運営者が同じでなければ著作権法など別な法律の面で問題が生じてくるのです。
そもそもあまり隠す気がないことが良くわかります。
サイトに書かれる情報の正確性は担保されない
出会い系サイトにおいて、利用者が書く情報の正確性を担保するのは難しくなります。しかし、正確性を担保するために利用規約があり、利用規約に従った情報のやりとりをしなければ規約違反になります。出逢い系サイトでもある程度注意する必要があるのです。
しかし、自由恋愛の利用規約を読むと、利用者だけでなく運営者が書き込む情報の正確性が担保されていないことがわかります。サイト全体の情報の正確性がない状態になり、出会いがあるサイトであることも否定する内容になっているのです。
利用規約なども他のサイトの使いまわしになる
利用規約自体も他のサイトの使いまわしになっているのも問題です。利用規約にも著作権が存在し、他のサイトの規約などをコピーして利用すれば法律上の問題になるからです。
提携サイトでも同様の内容が記載されていることがほとんどのため、比べてみるのも方法です。提携している有料サイトの場合は出逢いを提供するサイトでないことが追記されているため、結局どう利用しても出会いには繋げられないのです。